変わってる賃貸
賃貸物件と言えば、平凡な間取りのお部屋ばかり、といったイメージが強いかもしれません。
確かに若者向けのマンスリーアパート等は長方形の一般的な間取りで、設備やインテリアの雰囲気は良いも悪いも画一的です。
しかし、最近では少し変わってる賃貸物件も多く不動産情報サイトに載り始めています。
前のオーナーが独自にリノベーションした住まいや元々デザイナーズアパートとして作られた賃貸物件は、内装が一般的な間取りとは違っており、新鮮な気分で移り住めます。
また前オーナーが趣味を前面に押し出したリノベーションやリフォームをした賃貸物件には、家庭菜園のデッキやベランダがあったり、日光を取り込める天窓、大きなガラス窓があったりします。
他にも猫好きな方が前に暮らしていた物件にはキャットウォークが最初からあったり、デザイナーズアパートとして作られた物件にはコンクリートの打ちっぱなしの壁がオシャレにある等、長方形の一般的な間取りとはひと味違った面白さを体験する事が出来ます。
全室和室、内装の大半が無垢の木材でデザインされた物件などもあり、安価なホテルのような間取りにはない独自性が味わえます。
対面以外の賃貸契約方法
現在、重要事項に関する説明と賃貸契約の締結は対面で行われていますが、宅地建物取引業法の条文には「対面」という文字は1つも記載されていません。
そのため、対面以外の方法でも賃貸契約の手続きを行うことができると解釈することは可能です。
しかし、宅地建物取引業者の監督を行っている国土交通省では、対面が必須であると解釈していることから、実際に対面以外の方法で契約手続きを実施している不動産業者はほとんど存在しないのが現状となっています。
ただし、2015年9月から、テレビ会議などの既存のシステムを応用する形で、不動産業者の担当者と入居希望者がインターネット上で対面して重要事項説明を行うという社会実験が行われており、この結論次第では直接対面して重要事項説明を行う必要が無くなる可能性があります。
そして、仮に重要事項説明に関する規制の緩和が実現すれば、賃貸契約についてもインターネット上で行うことができるようになる可能性があります。