賃貸物件で価格などを交渉するコツは?
賃貸物件で大家さん側に何かしらの交渉をしたことがある人はいるでしょうか。
賃料をもう少し下げてほしい、設備を新しいものに変えてほしいなど、希望はあってもなかなか言いづらいと感じている人も少なくないでしょう。
しかし、交渉をしたからといって退去させられるなどといったことはないので、もし本当に希望がある場合は一度伝えてみることをおすすめします。
その際、ちょっとしたコツが必要になります。
一番多い交渉ごとと言えば、家賃の値下げに関することでしょう。
この場合、大家さんとしてはできるだけ家賃を下げたくないところなので、やみくもに希望を伝えるだけではなかなか値下げは難しいでしょう。
そんなときは築年数や駅からの距離、間取りなどが似ている物件で今住んでいるところより安い賃貸が複数あるようであれば、
具体的に相場を調べた上で交渉するようにすると効果的です。
複数の物件を引き合いに出すことで、今現状の家賃相場が高いことを伝えることができます。
また、設備に関してもどこをどのように改善してほしいのかを明確に伝えるようにしましょう。
賃貸契約の基本的な流れについて
不動産会社やインターネットで賃貸物件を探し、良い物件が見つかったら契約になるわけですが、必ずしも契約できるとは限りません。
そこで、賃貸契約の基本的な流れについてご紹介したいと思います。
住みたい物件が決まったら、まずは申込書に記入し入居審査が行われます。
申込書は氏名や住所などの基本的な項目の他に、勤務先や年収などの項目も必要になります。
賃主や管理会社で審査後1から3日ほどで結果がわかります。
入居審査が通ると契約の流れへ進みます。
契約日を確定させたら、重要事項説明、契約書の提出を行います。
契約書とあわせて必要書類も提出します。
一般的には住民票、連帯保証人の印鑑証明などが必要になります。
その後契約金を入金し、契約手続きは終了します。
その後は入居の準備です。
電気、ガス、水道などのライフラインの手続き、役所や住所変更などの各種届出も忘れずに行います。
入居日に鍵の引き渡しを行い、無事入居ということになります。